讃岐国と吉備の国 ~最終目 VOL、3 備中國一之宮 吉備津神社~
さっき行ったのは、
びぜんこくいちのみや きびつひこじんじゃ
備前國一之宮 吉備津彦神社
今から行くのは、
びっちゅうこく きびつじんじゃ
備中國一之宮 吉備津神社
なるほど。
備前はフルネームね。
はい。
まずは腹ごしらえ!
なんか、岡山って中華料理屋多くない?
いーな!お父さんだけ飲めて!
私はノンアルコール。
さて、吉備津神社に到着。
え!!!
さっきの吉備津彦神社よりすごい!!??
なんか、今まで行った神社と違う。
圧倒的に違う。
廻廊も長っっ!!(総延長:398メートル)
竜みたい。※写真はWebより
現在の岡山県全域と広島県東部は、古代は、
★備前(びぜん)
赤磐市、岡山市、玉野市、備前市
★備中(びっちゅう)
新見市、倉敷市、総社市、高梁市
★美作(みまさか)
津山市、美作市、真庭市
★備後 (びんご)
福山市、尾道市、三原市、三次市
の四つの国が『吉備国(きびのくに)』だったんだけど、大化の改新(645年)で吉備国が分散されたので、吉備津神社も分社されて、
★備前
岡山市 備前國一之宮吉備津彦神社
★備中
岡山市 備中國一之宮吉備津神社
★美作
津山市 美作國一之宮中山神社
★備後
福山市 備後國一之宮吉備津神社
が造られた。
お父さんが詳しく説明してくれたけど、全然覚えられなかったから、ネットで復習した(^^;
吉備津神社は伝説の英雄・吉備津彦が陣を張った神社で、平和と秩序を築き、今日の吉備文化の基礎を造ったんだって。
でも、吉備の國は、朝鮮半島から温羅(おんら)と呼ばれる王子が、吉備の中山にたどり着き住みついたという記述があって、その温羅が製鉄の技術を伝えたこともあって、巨大な勢力をもってたし、安定してた。
きっと平和に暮らしてたのに、大和朝廷から、『吉備の國、やったってよ。』と命じられた大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)が、戦争しかけてきて、吉備は負けちゃって、鬼とされてしまった温羅の首が、御竈殿(おかまでん)に埋められてる。
どっちが鬼?って話やね。
吉備津彦に首をはねられてさらし首にされても、うなりつづけた温羅を、うるさいので犬に喰わせたけど、骨になってもうなり続けたらしい。
ひどい( ゚Д゚)
犬に食べさせて埋めてもなお、13年間もうなり声が止まなかった。ある夜、温羅は、吉備津彦の夢に現れて、そうしてくれたら吉凶を占うって約束したらしい。
『もう、成仏させてくれ~』って感じかな?
ほんとうのことはわからないな。
桃太郎はヒーローじゃなかったんかもな。
さて、
ここらへんは、遺跡とかいっぱい残ってるし、古墳もあるし。
って、事で、『造山古墳』へ行くことに!
VOL、3へつづく~
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