衝撃の一冊3
この本を読んで感じた事・・
この本を読んだのが、高級スパと言われている”シエスパ”に行った日だったので、同じ地球のそれも近隣国ではこんな子達がいるのに、私はこんな事をしていていいのかしら?と正直、一瞬戸惑ってしまったのです。私の立場でどう理解して行動していったら良いのかと考えてしまいました。でも決してそう言うことでは無いと言う事が、本の中で良く分かりました。
そのヒントは著者池間さんのエピローグでの言葉の中にありました。
ボランティアには大切な事が3つ
1つは・・『理解する』理解する、知る事も大事なボランティア・・・
確かに私のように、漠然とは分かっていても大事な事に気付けないでいる人も多いと思います。現実をきちんと理解する事で、一人一人の行動が変わり、それが一人の・・大勢の・・命を救う事につながると思います。
2つは・・『少しだけ分けてください』100%の愛はいりません。1%いや0.1%だけで良いのです私達にとっては少しのお金でも、それが無いために死んでいく命がたくさんあります。100円が無いために死んで行く命がたくさんあります。私達がこのような問題にちょっと心を向けるだけで助かる命がたくさんあります。優しい心をほんの少しで良いので、一生懸命に生きようとしている人に分けていただきたい。
3つ目・・私が最も伝えたい事。それは一番大事なボランティアとは、誰かのためとか、人のためとか、世の中の為とか社会の為に何かをする事ではないということです。一番大事なボランティアは自分自身がまず一生懸命に生きる事。私はそう思います。
一生懸命に生きている人でないと、命の尊さはわかりません。真剣に生きる人じゃないと、人の痛みや悲しみは伝わってこないと思うのです。
この三つの事を心からお願いもうしあげます
生まれてくる場所によって、環境が違うのは当たり前です。
貧しい国で頑張っている人が偉くて、裕福な国の人がいけないと言う事ではないのですね。人はそこに生まれた事に、きっと意味があるのだと思います。それぞれがその事に気付いて、自分の場所で自分の使命を果たすべく、『一生懸命に生きる』事が大事なのだと心から感じる事が出来ました。
私は私の場所で、より一生懸命に生きる事を決意できました。
頑張って働き、業績を上げることで・・会社として社会にも貢献をしていけるとおもいます。
大事な事は無駄な事にお金を使うのではなく、価値のあるものにお金を使う事だと感じました。ジムリーがとっても良い事を言っていました。無駄を無くす事が結果、節約になり、環境の為のマイお箸のお買い物がとっても楽しく、豊かにも感じられたと・・
それが本当の心の豊かさですね見ている人を不愉快にしてしまうような、自分だけの為の節約でなく、心のゆとりをもった資源の節約を皆でしていけたら楽しいかも
そして2つ目の・・『少しだけを・・』少しでも多くできるようにしていきたいと思います
そしてもう1つ、強く感じた事は、ボランティアとは聞こえが良く、余裕がある人がやっているイメージですが、そんな甘い物では無いと言うことでした。
命を預かる仕事と言うことです。ボランティア団体も経営破たんで潰れる事も多いそうです。
団体として一度支援を始めたら、やめると言う事は、それに支えられて生きている子は死んでしまう可能性もあり、絶対にやめる事は出来ないと言っていました。「あまりの重圧に逃げ出してしまいたいと思うことがあっても決してやめられない・・」と、とても重い言葉でした。
私が小学生のとき、学校からメダカを喜んでもらってきたものの、初めて生き物を自分の責任で育てる事の重圧に子供ながら、泣きそうになった事や子供を産んで親の責任の重さにものすごいプレッシャーを感じた事を思い出しました。池間さんのように、一人の命の重みをこれほど感じている人の重圧は想像を超える物があるのだろうと思うと本当に頭が下がります。出来る事は協力していきたいと心から思いますし、大事な事に気付かせていただいた事に心から感謝しています。
この本を貸してくれたりえちゃんは、読みたい人がいれば是非貸してあげてくださいと言ってくれましたが、是非、買って読んでいただきたいなと思います。私も買おうと思っています。
パート2も出ているらしいので、そちらも是非買って読もうと思っています。
また、感じた事等、ありましたらブログに載せさせていただきます。