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2007年1月22日 (月)

衝撃の一冊2

ribbon本の内容紹介ribbon

『プロローグ』から・・


友人から『何の為にそのような活動をしているのか』と聞かれます。
素直に言うと、『見てしまったから。知ってしまったから』そうとしか言いようがありません。・・


ゴミの山で生きる人々、マンホールの中で暮らす子供、買春婦として売られていく少女、飢えを忘れるためにシンナーを吸う子供、貧しさゆえに親から引き離された子供たち・・・そんな多くの悲しみをみてしまったからです。見なければ良かった。知らなければ良かったと思うことも時にはあります。

私はカメラマン、貧困に苦しむ人々を撮っているのではありません。どんな過酷な状況でもたくましく生きる姿、決して笑顔を失わない子供たちに感動してシャッターを押しているのです。・・・・・・

世の中の為、人の為、といった崇高なボランティア精神があるわけではありません。多くの悲しみに出会い、心を動かされたのです。


『フィリピン』


有害物質の中で栄養も全く足りない状態で働く子供たち・・15歳まで生きられる子は3人に1人・・それでも今日を生きるために、一心不乱で働く子供たち・・
『夢は何ですか』『大人になるまで生きる事です』と笑顔で答える子供たち・・・


『タイ』

家族の為に売春婦として売られていく女の子達・・・
村に帰ってこられるのは、エイズにかかり死んでいく時・・
『エイズになって死んでしまうかも知れないね』と言うと『お父さんとお母さんの為だから仕方ないと』微笑む少女・・


『カンボジア』


親も大変!!自分が食べる為に一日中働く、4歳の女の子・・・

『モンゴル』

マイナス30度になるモンゴルで生きて行く為にマンホールの中で、暮らす子供たち・・
これほど酷い所は見た事がありません。生ゴミの息が出来ないほど臭い。懐中電灯で照らすとゴキブリ、ねずみがパーと散っていきました。
寝ている間に耳や唇をねずみにかじられてしまいます・・


空腹をしのぐ為、土や石、ビニール、新聞紙などの紙を口にいれて噛んでる子供・・・

施設に保護されたにもかかわらず、お母さんを探し、再びマンホール生活を選んだ子・・

人は、明日死んでしまうかも知れないと言うような過酷な状況でも、heart04愛情heart04さえあれば、笑ってhappy01暮らす事ができ、愛情が無ければ恵まれた環境にいても笑顔は消えてしまうsadと言う事も、改めて感じました。

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衝撃の一冊2を参照しているブログ:

コメント

子供が元気でいることがごく普通に当たり前に感じてしまうけど、元気で笑って暮らせることにもっともっと感謝しなくちゃいけないですね。

本当に子供の笑顔に何度元気をもらったことでしょう・・・子供の笑顔って不思議なパワーを持っているんですよねー 先日、風見しんごさんの娘さんが事故でなくなり、その時萩本きんいちさんが、「幼い命でなく、大切な命・大きい命なんです」と言ってました。そうですよね・・・命がどれほど大きくて、大切か・・・命ある限り笑顔で暮らせる世の中になってほしいと心から祈ってますユニセフ 世界の子供達の命と健康を守る為に活動している団体。100円で出来ること 5リットルぐらいの水が綺麗になる薬・・・50錠 下痢で命を失うのを防ぐ薬・・・14袋 ワクチン・・・7回分など・・・ 今の日本で暮らす私達には、考えられない事で命を落としている子供達・・・みんなが100円で命を落とすことはないが、世界中には100円で命が助かる人が沢山いますclover

フジテレビで世界がもしも100人の村だったら・・・という番組を過去に何度か放送していますが、その内容に似ているところがあるかも。涙しながら見たことをおもいだします。嫌なときもあったけど、学校に行けることが幸せなこと。毎日お風呂に入れて満足な食事が取れることは、日本では当たり前でも、世界で比較したときにはすごい贅沢なことなんですよね。学校さぼって友達と遊んじゃったこともありましが、なんて罰当たりなことを・・・親にも悪かったな・・私も読んでみようとおもいます。

日本にいる私たちはすごく恵まれているのだなと胸が痛くなる話しですね。 テレビ『あいのり』の中でもたまに海外の悲惨な状況は放送していますが泣いてしまう時があります。 私は子ども達がもったいない事をすると「他の国では食べられない子や遊べない子が沢山いるからそういう事しない!」と怒りますが、なんかせつなくなりますよね。 小さな事から自分で出来ること探したいと思いました。

ayu 本当にそうですね!! 小さな事に泣いてはいられないね。 強く生きましょう イッシー 100円でたくさんの命が救われますねheart04

私も子供の頃は・・学校なんてなければ良いのに~とか、勉強なんてつまんないって思ったりしてました 今になって、もっとまじめにやっていればと後悔したりして・・ 勉強できるbook自由って事も感じますflair 町野さん とっても読みやすい本なので是非読んでみて下さいね

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