新米お姉ちゃんの試練!
妊娠中、どんどん小生意気でおしゃべりになっていき、その口調のせいもあり、なんだか世話好きのおばちゃんのように変化していった3歳の長女ミユ。
元々(大人しかった頃から)、私のお手伝いや、自分の身の回りのことは、かなり早いうちからやりたがる子でした。
まぁ、助かる反面、逆に足手まといになることも多々あるのですが(笑)、そんな性格に「お姉ちゃん」という得意気な態度が加わり、この1年弱で、急激にしっかりしてきたように思います。
弟や妹が出来ると、よく「赤ちゃんがえり」が心配されますが、それぞれ長男、長女であった主人と私も、赤ちゃんがえりや嫉妬はなかったようですし、ミユの様子を見ていると、その心配もなさそうではありました。
それでも、安心しきってしまわないように、妊娠中から、主人や両親達とは、
「ミユをよく見てあげようね、ミユに構ってあげようね」
と、よく話し合ってきました。
かと言って、特別気を遣って優しくばかりしていても、子供は何かを敏感に感じ取ってしまうでしょうし、叱らなきゃいけない時は、やっぱり叱らなきゃいけない。
それに「お姉ちゃんなんだから」と、何でも我慢させることは避けたいとしても、「お姉ちゃん」として、我慢することも時には必要で、そうさせることもまた、子供に対する教育だと、我が家では話し合ってきました。
「今(妊娠中)はよくても、お腹がもっと大きくなってくると分からないよ。」
「生まれてから一緒に生活するようになると、嫉妬して、またオムツやおっぱいに戻っちゃうこともあるよ。」
など、周りの方々や、小児科の先生からなんかも、何度となくアドバイスをいただいていたので、主人も私も、周りの身内達も、ミユの言動には常に目を光らせていましたが、トイレトレーニングもつい数ヶ月前までが嘘のように順調。
そういう年頃のせいもあるのでしょうが、日に日に自分でやりたがること、出来ることが増えていくし、ミユは全く、私達に心配させる様子を見せませんでした。
私の入院中は、ミユは主人の実家にお泊りでしたが、初日に別れる時も、それはそれはあっさり、
「まみぃ~、じゃあねぇ~!ばいばぁ~い!」
という感じで、会えない日に電話などで様子を聞いてみても、全く淋しがっていない様子。
あまりのそっけなさに、私の方が淋しくなってしまう始末・・・。
それが初めて、
「あ、やっぱりミユなりに相当我慢してたんだ!」
と皆が感じさせられたのは、3日間会えない日を過ごし、産院に面会に来てくれた時でした。
>>続く・・・
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