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ノエビアビューティスタジオ
Cenbless(センブレス)

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2006年4月21日 (金)

命を宿した友人を思い・・・

自分が今妊婦だから、というわけではないんですが。

私にとっても大事な存在であり、もうすぐお母さんになろうとしている友人が、今私の周りには数人います。

そんな友人のことを思い、私が最初の妊娠・出産の時に感じたことを書いてみようと思います。

今、自分の周りに初めての出産を控えている妊婦さんがいるとしたら、1日に一度でいい。

是非、その人のことを思い出してあげてください。

私は初めての妊娠中、それまでの自分では考えられなかったほど、情緒不安定になりました。

マタニティライフはすごく幸せでしたし、ノエビアを新しく仕事として始めたばかりでもあったので、毎日が楽しくて新鮮で、基本的に前向きなところは変わりませんでした。

でも、気持ちの浮き沈みは激しく、喜びや、幸せ気分が大きい程、ちょっとしたことがすごく不安だったり、悲しくなったりして、わけも分からず涙が溢れてくることも多々ありました。

それまでのOL生活から、一日中家にいる生活に変わり、時間もゆったりと過ぎていきました。

すると友達に送ったメールの返事ひとつでも、すごく遅く、待ち遠しく感じて、24時間は待てても、2日、3日・・・と時間が過ぎると、悲しくなりました。

すごくわがままで自分勝手なことは、頭では分かっているのに、淋しくて淋しくて、まるで自分が、誰にも愛されていなくて、この世にたった一人のような気がして。

こんな自分が母親になっても、お腹の中のこの子も、きっと誰にも愛されず、可愛そうな子になってしまうんじゃないか、とか。

その前に、こんな気持ちで、ちゃんと無事元気な赤ちゃんを生んであげられるんだろうか、とか。

そんなことを考えてしまう自分が哀れに思えたり、醜く思えたりして、そのうち、お腹が張って、痛くなってきたりして、また涙が止まらなくなるのです。

私は結婚も出産も、親しくしている友人の中では、一番早かったので、妊婦がどんなものかと、相談できる人も、頼ることができる人も、周りにはいませんでした。

後になって気付きましたが、妊娠中以外は、そこまで情緒不安定になったことはないので、女性ホルモンのバランスが崩れたり、といった、やっぱり妊婦特有の症状なんだと思います。

でも決してそれだけでなくて、たとえ嬉しくて幸せだという気持ちが大きくても、生まれて初めて自分が自分の中に命を宿し、育てているということに、喜び以上の不安や責任を感じているのが本当で・・・。

喜びに支えられている、その緊張の糸が、ささいな出来事ひとつで、プツッと切れてしまいそうになるのだと思います。

妊婦さんでも体調も精神状態も、様々だと思いますが、たぶん、こういう思いは母性本能を持つ女性なら、母親でも、そうでもなくても、共通して持っていることです。

ここまで書いたようなことを、ある友人が妊娠したのをきっかけに、私は別の友人に話しました。

自分が淋しかった、などという話をするのは、なんだか相手を責めてしまっているようで、少々、気が引けましたが、初めて妊娠した大切な友人に、同じような淋しい思いをさせたくなかったんです。

するとその友人は、こんなことを話してくれました。

まだ経験していない人も、「経験していないから仕方ない」じゃなくて、恥ずかしながら、やっぱりこれも「思いやり」なんだと思う。

遠くにいても、仲間を思いやれる気持ち。

仕事だったり、目先の自分のことでいっぱいで、でも、それは命の誕生に比べたら大したことないことで、

大切な友人が、大切な命を宿しているのに、その気持ちに近づこうと出来なかったことや、いろいろ気づけなかったことが何だか恥ずかしいし悔しい。


・・・と。

そして、

伝えにくいことを伝えてくれたことがとても嬉しい。

言ってくれなかったら、他の友人に対しても、また同じことを繰り返してしまう所だった。


とも言ってくれました。

この話をしていた時には、お互い想像もしていなかったのですが、なんと、この友人も、今では妊婦です!(゜O゜;

私に代わって、初の妊婦となった友人のために、この話を仲間内に伝えてくれるつもりでいた友人。

自分も妊婦になってしまった今となっては、きっと伝えにくいことでしょう(笑)。

だから、やっぱり私がこうして、仲間が見ていてくれるかもしれない日記に書くことにしました。

周りに初めての出産を控えている妊婦さんがいるとしたら、考えてみてあげてください。

私の友人や、今、頑張って命を守り育てている妊婦さんが、どうか、周囲の暖かい思いやりに見守られて、無駄な不安を抱くことなく、穏やかな気持ちで、無事、出産を迎えられますように・・・heart01




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