企画してみることとその準備
何かを企画するということは、それなりの準備が必要です。
たとえば何かイベントを企画したとして、そのために、ご案内状であったり、当日の配布資料であったりを、知恵を絞りながら作ったりします。
そこに記す内容が決まっても、それをデザインしたり、形にする技術やセンスが乏しければ、プロにお願いしてみたり、そのコスト削減を考えているなら、時間の許す限り、自分で持っている限りの知識やセンスを振り絞って、作ります。
準備を進める上で、時間配分も必要になってきます。
当日の時間配分だけでなく、それまでの準備の時間配分です。
資料を作っていて、それまで正常に使えていたプリンターが突然壊れたり、インクや用紙が足りなくなったり、などというハプニングが起こることもありえますし、ギリギリで進めていて、直前に体調を壊してしまって、大幅に時間を消費してしまった、などということもあります。
紙ベースの資料が揃っても、当日お客様をお招きする場合には、動員するために、地道な声かけも必要です。
それから、当日のタイムスケジュールであったり、スケジュールどおりに進行するための原稿であったり、練習であったり、リハーサルの必要が出てきたりもします。
大体の人数が分かれば、そのために、どのくらいの広さの会場が必要で、配布物だけでなく、イスだったり、テーブルだったりの備品だとか、お茶を人数分用意したりとか、そのお茶を入れるためのコップが必要だとか、ゴミが出るなら、そのゴミはどうやって回収しようとか・・・。
天気が悪くなりそうだったら、お召し物を拭いていただけるようにタオルも用意しておこうとか、寒い日なら、最初に用意する飲み物は、冷たいより温かい方がよいかな、とか。
企画の趣旨そのものに、直接関係していなくても、必要なものだったりするので、そういった細かな部分まで、必要なことの可能性を考えるのです。
企画したイベントの規模が大きいほど、準備も大変ですが、イベントの規模が小さいと、その準備をする人数も少なかったり、一人だったりするので、規模は小さくても、やっぱり準備はそれなりに大変です。
何も企画したものが仕事じゃなくても、準備はそれなりに大変です。
プライベートでも、結婚式だったり、引越だったり、子供のお誕生会であったり、飲み会であったり・・・規模の大きい、小さいに関らず、何に対してでも準備というものは必要です。
そして、準備の他にも大変なことは、行動力かな、と思います。
こういうことがしたい、こういうことを計画してみよう。
そうは思っていても、自信がなかったり、不安だったり、上手く時間が作れなかったりして、なかなか出来ないこともあります。
それを、実際に一歩踏み出して、行動に移してみること。
準備以前に、まず企画してみる段階に至ること、これって、結構パワーのいることなんじゃないかと思います。
何がいいたい、というわけじゃないんですが、ここ最近仕事をしていて、改めて感じていたことを書いてみました。