ちらし寿司のお雛様を作りました
今日は3月3日、雛祭りです。
右の写真は、初節句の時、まだケーキが食べられない長女ミユのために作ったケーキ風のちらし寿司です。
2年前に初節句を迎えたミユにとって、今年で3回目の雛祭りです。
そろそろお雛様というものが分かってきたらしく、今年は、飾ってあげたお雛様を見て、
「おひなしゃま、きれいね~。キラキラねぇ~。かわいいねぇ~。」
と「きれいね」を連呼しては喜んでいます。
「おはなもきれいね。」
「ピンクもあかもあったね。」
「(お人形やお花を指差して)これも、これもきれいねぇ~。」
とニコニコ顔のミユ。
女の子はやっぱりきれいなものが好きなんですね。
そして、そんなミユのために、今年はこんなお料理を作ってみました。
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ちらし寿司に薄焼き卵のお着物を着せて飾ったお雛様です。
実は今日はお料理を作ろうと思って買い物に行きましたが、妊娠中の私は、ここのところお腹が張りやすくなってきているようで、夕方までぐったりしてしまっていました。
「沢山ご飯炊いたけど、“ちらし寿司の素”使って済ませちゃおうかなぁ・・・。」
そんなことを思っている私の元へ、母から電話が!
「ちらし寿司どうした?作ったけど持っていこうか?」
母が、父の実家の母、つまり私の祖母から味を引き継いだ“関西風五目ちらし”は、雛祭りでなくても、何かお祝い事がある時には度々登場し、その度に、家族だけでなく、ご近所さんや、お客様にも振舞っている、とても美味しく評判もいい、みんな大好きなちらし寿司なんです。
そのちらし寿司を、孫のために、わざわざ電車に乗って、家まで届けてくれる!?
具合が悪かったので、「助かります!」という気持ちと、「色々な思い出や重みがこめられたちらし寿司を、娘に食べさせてあげられる!」という気持ちとで、とても嬉しく思いました。
そして、母の作ってくれたちらし寿司でおにぎりを握り、そこに飾りつけをしたのが、上の写真のお雛様です。
私はお料理は特別好きな方ではありませんが、食べてくれる人の喜ぶ顔を想像すると、それだけで、楽しみながら作ることが出来ます。
そして、それはきっと、母も同じなのでしょう。
盛大なパーティーをするわけではないですが、母から子、孫へと引き継がれていく愛情のようなものを感じることが出来る日になりました。
ミユがそれを感じてくれるようになるのは、まだ先のことかもしれないけれど、親としては、子供の喜ぶ顔が見られるだけで十分幸せです
お雛様が、ミユの成長を温かく見守ってくれますように♪