【植物成分図鑑】ハマメリス
ハマメリス
ウイッチヘーゼルの別名を持ち、北米を中心に分布するマンサク科の植物で、葉や樹皮を使用します。ヨーロッパでは、古くから伝承薬として使用されています。お肌をひきしめる効果があります。
【参考】ハマメリスエキス（ウイッチヘーゼルエキス）
ヨーロッパでは、民間薬として、ハマメリス水あるいは葉や樹皮の煎剤などを赤痢、細菌性下痢に内服している。また、収れん剤、止血剤としても使われている。そのほか、目の炎症、虫刺され、軽いやけどなどに使われ、うがい薬としても使われている。また、古くから、クリーム、化粧水などの化粧品にも利用されてきた。化粧品に配合すると、収れん作用、創傷治癒作用があるので、基礎化粧品、特にニキビ肌用の化粧水やクリーム、そのほかに日焼け止め製品、シェイビング製品、ハンドケア製品にしようされる。また、主成分のハマメタリタンニンには、紫外線やストレスによって体内に生じる有毒物質であるフリーラジカルを抑制し、老化防止効果が知られている。この効果はDL－α－トコフェロールを併用すると、相乗効果のあることが見出されている。 ≪「化粧品成分用語事典2003」－植物抽出エキス235～236ページより一部引用≫
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