【ダイエット決意 vol.1】ここ数年を振り返ってみる
2002年、私は初めての我が子を妊娠しました。
身長163cmの私の、妊娠発覚当時の体重は44kg。
妊娠の直前まで、ひったくりに遭ったショックだったり、早朝から深夜におよぶ仕事の多忙さだったり、その他もろもろのストレスなども溜まり、ついには病気になっていた私の体は、痩せ細り、骨と皮だけになっていました。
今思うと、体だけではなく、心も病気になっていたのでしょう。
それまでどちらかと言うと、丸顔でふっくらしたイメージがあったはずの私が、毎日のように「痩せたね」、「痩せてるね」と言われている。
本来なら、そこで気付くべきなのに、
「ダイエットしているわけでもないのに、痩せてるわけないじゃない。」
と、自分が痩せてしまったことに、自分では少しも気付いていなかったのです。
少しずつ元気を取り戻してきた頃でしょうか。
ある日、浴室で、洗髪する時に前かがみになると、自分のお腹が目に入りました。
「お肉」がついているはずのお腹には、「お肉」の姿はなく、そこにあったのは、たるんだ皮と、くっきりと浮き出た肋骨だけでした。
自分で見て、その哀れさと気持ち悪さに、思わず吐き気がこみ上げたことを、今でもよく覚えています。
この時の体重、約40kg。
私が健康に気を遣うようになったのは、まぁ、他にもいろいろ理由はあるのですが、時期的にはちょうどこの頃からです。
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