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2006年11月 6日 (月)

知ってください!振込め詐欺の被害!

友人のブログを読んでいて、その友人の伯母様が、振込め詐欺の被害に遭われたことを知りました。

ここのブログからは、外部サイトへのリンクが貼れないので、友人のブログに書かれていたことを、ここに書いてみたいと思います。


まず犯人は、その友人を装い、


「親にも妻にも話せない理由で苦しんでいる」


という電話をかけてきたそうです。

友人の伯母様の家は生活苦でお金が無く、それでも、可愛がってきた甥っ子を助けたい一心で、借金までして、甥っ子だと信じ込んでいた犯人に、100万円振込んでしまったそうです。

(最近は、この手の犯罪を防ぐために、一度に50万円までしか引き出せなくなっているので、実際には、100万円のうち、50万円が盗られました。)

最近の振込め詐欺は、なりきる人物の詳しい家族構成なども調べた上で騙すようになっているらしく、その犯人も、友人の家族構成や、読みにくい名前も知っていて、巧妙な演技で、伯母様を騙したそうです。

さらに、振込め詐欺だと発覚した後にも、同じ犯人がまた電話をかけてきて、


「今度こそ本物の甥だ」


と思い込んでしまった伯母様に、


「本物だよ、本当に助けて。困ってるんだ。」


と再度お金を要求したそうです。

その時はもう、お金を振込むことはしなかったのですが、その後、伯母様から友人にかかってきた電話では、正しい番号に、自分からかけたにも関らず、


「本当にあなた、本物よね?私がかけたんだもの。本物よね?」


と錯乱状態で、友人はいたたまれなくて涙が出たと言います。

その後、友人は、万が一犯罪に巻き込まれても、たとえ死にそうになっても、もう何年間かは、自分からは伯母様に電話はしない、自分は元気で暮らしているから、と伝えると、伯母様は、


「どんなに無理をしてでもあなたを助けたかった」

「小さい頃から可愛がってたあなたが頼ってくれてうれしかったんだ」



とおっしゃったそうです。

友人は、このことを書いたブログ記事の中で、こんな風に話しています。


きっと何年経っても、伯母は俺からの電話が恐いだろうし、
人間不信になるだろう。
俺はこんな人の優しさにつけこんだ手口を、絶対に許さない。
会社のトイレで生まれて初めて憎しみの涙が流れたよ。

でも、みんな知ってくれ。そして自分の家族や友達に広めてくれ。
笑い話でもいいから。これはワイドショーやドラマの世界だけでなく、
現実に横行してることだと。

優しさにつけこむ最低の奴らがいて、
そいつらは巧妙で、愛情が深ければ深いほどだまされてしまうこと。
そして奪われるのはお金だけではないということ。
みんなの大切な人に伝えてほしい。
そして伝言ゲームで日本中に広めたい。

絶対に俺は大丈夫と思わないで、自分の大切な人が、
生命の危機の中で助けを求めてきたシーンを一度は思い浮かべて欲しい。

きっと伯母がだまされたことは彼らの成功事例であり、
きっと次のターゲットを探すはずだ。

許せねえ。止めなきゃいけない。
こんな卑劣なこと、あってはならない。



憎しみの涙。

それを流すことが、どんなにつらいものか、私も知っています。

振込め詐欺ではありませんが、私は、2002年3月7日、会社帰りの夜道でひったくりに遭いました。

主人は、友人のこのブログ記事を読み、


「涙が出てくるよ・・・お前がひったくりに遭った時のことを思い出すよ・・・。」


と言いました。

友人が言う、伯母様の錯乱状態は、私の身にも覚えがあります。

あの後の私は、犯行現場の方角へ歩いていくと、そこへ辿りつく前には沢山の道や、沢山の建物があるというのに、それらは全て透明に見え、私の目には、いつも犯行現場だけが透けて見えました。

昼間なのに、いつも私の目には、辺りは真っ暗に映り、道で知らない誰かとすれ違う度、「犯人はこの人かもしれない」と、見知らぬ人を疑い、怖さで震え上がり、顔を上げることが出来ず、私はいつも顔を隠しながら、うつむいて歩くようになっていました。


盗られたお金よりも、心に受けた傷ははるかに大きい。


何かの間違いだと、これは現実ではなく、夢なのだと、どんなに、そう信じたかったことでしょう。

世の中に悪い人は沢山いることは頭では分かっているはずなのに、ここに起きていることが現実で、現実にこんな卑劣なことをする人が、同じ人間として、この世に存在することを受け入れなくてはいけないことは、とても悲しく、つらいことです。

それでも・・・いえ、だからこそ、傷つく人を増やさないために、大事な誰かが傷つかないで済むために、悲しいことだけれど、これを現実と受け止め、彼の言うように、他人事ではなく、いつ自分の身に起こり得るかもしれないと意識し、その意識を広めていかなくてはならないと思います。

最後に・・・私や、あの頃の私を知る家族らが、今は元気に幸せに暮らせているように、友人の伯母様や、友人、その周りのご家族も、元気で暮らせる日が一日も早くくることを、心から、本当に心から願っています。





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