睡眠と美肌の関係
2つの睡眠の種類とは?
睡眠は、生命を維持するとても大切な生理機能です。
大脳で、一日の休息と情報整理を行い、身体の機能を回復するのです。
睡眠には、夢を見る浅い眠りのレム睡眠と、ぐっすりと熟睡している状態のノンレム睡眠があります。
この2種類の睡眠は、約90分の1セットとなり、一晩のうちにこのセットを何回か繰り返します。
起きている時間 ⇒ ダメージを受ける
脳の活動・身体制御、筋肉の緊張・疲労、ストレス、紫外線など
寝ている時間 ⇒ ダメージの修復
大脳の休息・情報整理、筋肉の弛緩、成長ホルモン分泌、細胞の修復
睡眠と美肌の関係とは?
睡眠はお肌を美しく保つ上でも大切な役割を果たします。
睡眠中には新陳代謝が行われますが、加齢に伴って睡眠の質や量が落ちると、成長ホルモン分泌量が減少し、お肌の回復力が低下してしまいます。
若く美しいお肌を保つには、リラックスした状態でぐっすりと深い睡眠をとることが重要なのです。
美肌に効果的な時間帯とは?
睡眠の中でも、成長ホルモンは深い眠りのノンレム睡眠中に分泌され、特に最初のノンレム睡眠中に最も多く分泌されることがわかっています。
さらに生体リズム上では、23:00~2:00の間が最も多く成長ホルモンが分泌される時間帯で、細胞分裂を促進するので新陳代謝が活発になります。
ですから23:00~2:00の時間帯に、いかにスムーズに最初のノンレム睡眠をとれるかどうかが、美肌を手に入れる大切なキーポイントとなるでしょう。