【植物成分図鑑】アロエベラ
アロエベラ
アラビア半島原産のユリ科の植物で、葉を使用します。ホンアロエの名で広く世界中で栽培され、世界的には「アロエ」といえば、この種を指すようです。化粧品では、お肌にうるおいを与え、肌あれを防ぐ効果があります。
【参考】アロエエキス(表示名:アロエベラエキス-2)
ユリ科植物キダチアロエやアロエベラの葉または葉汁を乾燥させたものより抽出して得られるエキスである。成分としては粘液質の多糖類とアロエエモジンの前駆物質を含む。胃腸薬、やけど、きり傷、すり傷などに粘液を塗布するなど昔から民間薬として伝承されており、皮膚の損傷の治療効果が期待できる。保湿効果、消炎効果があり、肌荒れを防ぐ目的で化粧水、クリーム、乳液、ファンデーションなどに広く使用されている。紫外線効果のある成分も含まれるため、日焼け止め化粧品に配合されることもある。 ≪「化粧品成分用語事典2003」-植物抽出エキス162~163ページより一部引用≫