【植物成分図鑑】ホップ
ホップ
ヨーロッパ原産のクワ科の植物です。ビールに使われることで知られている球果とよばれる松かさのようになった花穂の部分を使います。お肌にうるおいを与えるとともに、抗菌作用も知られています。
【参考】ホップエキス
民間薬として利尿、鎮痛、神経痛の下痢、腸のけいれんなどに使われてきた。成分には苦味質、タンニン、フラボン配糖体などを含む。化粧品に応用すると、保湿作用、抗菌作用、鎮静作用、収れん作用がある。また、ホップには活性型男性ホルモンDHTの生成を抑える働きがあることが報告されており、脱毛症やニキビの予防に有効である。ビール工場で働く女性のバストが大きくなったという文献も報告されており、バストクリームに用いられることもある。過敏肌用の基礎化粧品、ヘアトニック、シャンプー、ヘアトリートメント、パック、浴用剤などに使用される。 ≪「化粧品成分用語事典2003」-植物抽出エキス251~252ページより一部引用≫