ノエビア福岡天神販社

そして、エクディステロンという化学物質の分泌によって、溶けた内臓が新しい内臓に蘇り、中にできた蝶の口から、生涯で一度しか分泌されない液体が出て、周りの繭を溶かすそうです。

そして新しい生命体として、蝶が誕生します。

これを読んだ時、生命の神秘は凄いなと思いました。
特にさなぎの内臓が溶けてしまい、一度死んだような状態になって、溶けた内臓が新しい内臓に蘇るところは、驚きでした。

そういう変容の仕組みが、遺伝子のなかに組み込まれているとはいえ、ある意味神の偉大さを感じます。

人間もある日突然に、進化し始める人がいます。
何かのきっかけや気付き、衝撃的な出来事、感動的な体験など人によって様々ですが、それらの事がスイッチになり、その人は変わり始めます。

何故そういう事が起きるのでしょうか。

さなぎの中に、物質的な蝶の原型はありませんでした。
しかしある日突然、変容が起き蝶になります。
肉眼では見えませんが、別の次元で自由にはばたける蝶が存在するのです。

人間も過去の自分を振り返れば、そこには幼虫やさなぎの姿しか見えません。

しかし別の次元には、自由にはばたける蝶の姿があります。
ただ人間の場合は、それを自覚し必ず変容出来る、という信念を持って生きていかないと、蝶になれません。

あなたが信じるように、あなたは進化し、自由にはばたく存在になります。