色のイメージ
「色」はあらゆる場面で印象を左右します。
そんな「色の不思議」を知っていますか?
「色」がもつ性格ともいうべき“色のイメージ”は、見る人の心に強い印象を残します。
初めて会った人がその時に着ていた服の色は、その人の第一印象を大きく左右すると言われます。
多少の個人差はあるものの、私達に対する色の役割は大きいといえるでしょう。
たとえば、“赤”は、生まれたばかりの赤ちゃんが見分けられる最初の色ともいわれ、最も強烈に視界に飛び込んでくる色でもあります。
危険を知らせる信号に赤が選ばれたのは、そんなところに理由があるのかもしれません。
反対に、安全をあらわす信号は“緑”。
緑を見ると心が安らぐのは、原始時代の狩人が猛獣から逃れるために草木の茂みに身を隠した記憶が本能となって残っているからだとか。
花嫁衣装の白無垢は、まだ何色にも染まっていない「純潔」をあらわし、礼服として用いられるフォーマルブラックは、「厳粛」な印象をあたえます。
また、「快活さ」を伝えるオレンジ、「誠実さ」を感じさせるブルーなど、私たちの日常生活に浸透している「色」の役割は、はかり知れません。
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