【過去日記より vol.2】幸せな気持ちでするお仕事☆
【2003年3月16日(日)の中野所長のひとりごとより抜粋】
サマーキャンペーンとレイセラフェアのパンフレットを入荷したので、早速傘下とお客様へ郵送する準備をしました。
17日発送予定です。お楽しみに!
封筒に一人一人のお名前とご住所を書いて、作成した文書と、パンフレット等を詰める作業をしていると、前の会社にいたことを思い出します・・・。
私は大学卒業後、宝石店にてジュエリーアドバイザーを経験した後、本社のオンラインショップの運営をするEC課へ異動になりました。
当時発足したばかりの課で、社員は3人。
マニュアルも決まりごともない中、私は来る日も来る日も、ひたすら商品を丁寧に梱包し、自分でせっせと組み立てたダンボールの山を運んで来ては詰めて・・・という作業を黙々と続けました。
「そんなつまらない単純作業をしていたの・・・」と思われるでしょうか?
でも私は楽しかったのです。
毎日毎日、こんなにも沢山のお客様が数あるお店の中から、なんらかの理由で、私達のお店を選んでくださり商品を購入してくださる。
なんと素晴らしいご縁でしょうか。
そして、そのお選びいただいた商品が、自分の手によってケースの中に素敵に入れられ、自分が一生懸命組み立てたダンボールに詰められ、お客様のお手元に届く。
お客様の嬉しそうなお顔を想像しながら、私は、その一つ一つの作業をさせていただけるのです。
同じに見えて、一つ一つが全て違う作業です。
皆違うお客様。
中には顧客の方もいらっしゃいますが、ご購入される商品、理由、シチュエーション・・・どれ一つとっても、同じ状況は起こりえないのです。
そんな貴重な機会に、他人であるはずの自分がわずかながらでも携わることが出来るのですから、幸せに思えないはずがありません。
私が「商売」を好きだと思える大きな理由のひとつです。
今、ノエビアの傘下やお客様に、パンフレット等を送る作業は、その会社での経験に、結婚式の招待状を送った時の気持ちがプラスされたような感覚です。
会社にいた時と違うのは、お客様でありながら、皆大切な仲間でもあること・・・より密接な分、仕事を越えて、自分にとってより深いものだと強く感じられること。
結婚式の招待状を送った時と同じように、自分がここまでやって来れたのは、皆様のおかげです・・・と、お一人お一人、お世話になった方々のお顔を思い浮かべては、感謝の気持ちと、これからもよろしく、という思いを込めて封をとじる・・・毎日とても、とても幸せな思いで、お仕事させていただいてます。