スッピンの肌に映える色?
場所は、表参道。
カミングハム・メモリアル・ハウス。
根津美術館の先にある一軒家。
木造建築のまさに一軒家。
吹き抜けのリビングルームには暖炉。
ピアノもおかれている。
床なんだけど、障子がある。
2Fは、バルコニーのようになっていて、もともとは寝室。
手すりの下は、ふすまが入っているが、ここをはずすと、観客席になるという作り。
ワランベニア作りという壁。紙やふすま、天井で、やわらかい音が反響するように作られているという。
根津美術館の庭も、まるで自分の庭のよう。
まさに借景。
超都心の場所でありながら、まるで、山や森の一軒家に迷い込んだような場所。
そこでのピアノの演奏。
50人も入ったら、もう、いっぱいというスペースで、プライベートなコンサートを堪能させていただいた。
いやぁ、ほんとに素敵でした。
クラッシック音楽をこんなスペースでお聴きできるなんて、なんていう贅沢。
ゲストのもう一人のピアニストの方は、即興を得意とされており、もう、体からでどんどん音楽があふれでて、止まらないいきおい。
いやぁ、カッコイイよなぁ。
とっても優雅な年忘れのコンサートを堪能させていただきました。
さらには、シャンパンとパネトーネで乾杯。
ちょっとしたおつまみもご用意いただいて、なんて、オシャレ。
イタリアのクリスマスは、シャンパンとパネトーネ、なのだそうです。
お招き、ありがとうございました。
***
帰り足、表参道駅に戻る道には、しゃれたお店が多い。
ふと、パジャマやガウンがある店が目に付く。
そうそう、夜、パジャマになったときのガウンがほしかったんだと思い出した。
なんか、いいものがありそう。
入ってみると、まさに寝具屋さん。
ガウンがみたいとお伝えし、お出しいただいたのがこの柄のガウン。
コットンパイルのさわり心地が、これまたとろけそう。
夜は、化粧も落として、リラックスするとき。
お顔も、スッピンになるんだし、ちょっと明るい色をお召しになるといいと思いますよ!
おぉ、おっしゃるとおり。
確かに、寝るときはスッピン。
メイクしてお洋服に合わせるなんていうことはしない。
となれば、確かに、ちょっと明るめの色を着るって、素敵かもしれない。
最初は、ベージュ系の色に決めかけていたんだけども、この白地にプレゼント柄のガウンを見せていただいたら、いやぁ、カワイイじゃん。
これにしよ!
ちょっと遅めの自分へのクリスマスプレゼント、かな。
来年は、さらに、もっともっと素敵な夢が見られますように。