『奇跡の人』。
週末、友達に誘われて、『奇跡の人』の舞台を観てきました。
友達の友達が、出演中ということで、「関係者席」の手配をいただき、ジャストぺスポジ。
ありがとうございました。
奇跡の人は、多分、高校生かなにかのときに、映画を見ているんだよなぁ。
ヘレンが、井戸の水で、Waterと叫ぶシーンが頭に蘇る。
日本語で上演するのに、あれ、ミズ~と叫んだら、違うよね。
さて、どうするんだろう、なんて思いながら会場入り。
どう考えても、これは、ハンカチなしには観られない。
10人涙するときに、1人目で確実に涙を流す私は、最初からハンカチを手にもつ。
わかっていたって、涙がでるんだから、しょうがない。
1幕目、ヘレン・ケラーが高熱で、目も見えない、耳も聞こえなくなる場面。
もう、涙が出る私。
すぐに入り込んじゃってる。
ここから涙してたら、涙が足りなくなるよね(笑)。
(3幕ものの長編なのだ。)
出ちゃうものは、仕方ない。
サリバン先生の、とにかく、「言葉を教えたい」の熱意のもとに、ストーリーは展開する。
目も見えない、耳も聞こえないという状況で、どうやって、「言葉」の存在を気づかせるか。
舞台はまるで格闘技。
暴れまわるヘレンを、大人がなんとか押えながらというシーンが数多く出てくる。
実際、そうなるだろうなと想像は出来るが、やはり、この状況は厳しい。
涙なしでは、観ていられない。
試行錯誤の後、サリバン先生と2週間の戦いとなる合宿。
実際には、庭先のガーデンハウスなのだが、ヘレンは、2時間馬車に乗って、遠くに来たように思わせる。
自分しか頼るものがないという状況下を作り、教育していく。
小間使いの男の子が一人いるのだが、手文字を教えるシーンで、わざとこの男の子に教えて、ヘレンのやきもちを焼かせたりする。
自分をかまってほしいと思わせるのだ。
感情は言葉じゃないんだって気づいた。
人間って、そうだよね、言葉じゃなくて、感情で生きている部分、あるんだよね。
感情がどうにもならないこともあるし、それが言葉で癒やされることもある。
なんだか、改めてそんな事実に気づいたシーン。
やはり、水ではなく、Waterだった。
18個の名詞と、3個の動詞を覚えた。
でも、まだ言葉としてではなく、遊びとして。
水は、熱病に冒される前に体感していたもの。
赤ちゃんは、水の中で育つしね。
どこかでヘレンのシナプスがつながったんだよね。
遊びが言葉で、ものには、名前がついているとわかった瞬間、ヘレンは目覚めたわけだ。
いやぁ、高校生のころ、どう思って観ていたんだろう。
記憶にない。
今観るから、わかる部分とかもあるんだろうなぁ。
愛にあふれた舞台。
出演者、どの方も熱演です。
そして、今、気がついたんだけど、奇跡の人って、ヘレン・ケラーのことじゃなくて、家庭教師のアニー・サリバンのことだったんだ。
The Miracle Worker.
Workerだものね。サリバン先生のことじゃん。
日本語訳に引っ張られていた。
ココロが洗われる作品でした。
目が見えて、耳が聞こえる私は、きっとほんとはなんでも出来るはず、って思えます。
新鮮な気持ちになりました。
************
舞台に、ほんものの犬が登場。
この犬の熱演は、ほんとにスゴイ。
サリバン先生、ヘレン・ケラー役の2人には、役者魂を感じた。
その次は、このワンちゃんかも。
手遊びの相手をさせられた上に、足をコップの水につっこまれたりするのだが、だまってされたままになっている。
(かなり、笑えるシーンなんだけど。)
キミは、ポスターに登場していいくらい、スバラシイ!
友達の友達が、出演中ということで、「関係者席」の手配をいただき、ジャストぺスポジ。
ありがとうございました。
奇跡の人は、多分、高校生かなにかのときに、映画を見ているんだよなぁ。
ヘレンが、井戸の水で、Waterと叫ぶシーンが頭に蘇る。
日本語で上演するのに、あれ、ミズ~と叫んだら、違うよね。
さて、どうするんだろう、なんて思いながら会場入り。
どう考えても、これは、ハンカチなしには観られない。
10人涙するときに、1人目で確実に涙を流す私は、最初からハンカチを手にもつ。
わかっていたって、涙がでるんだから、しょうがない。
1幕目、ヘレン・ケラーが高熱で、目も見えない、耳も聞こえなくなる場面。
もう、涙が出る私。
すぐに入り込んじゃってる。
ここから涙してたら、涙が足りなくなるよね(笑)。
(3幕ものの長編なのだ。)
出ちゃうものは、仕方ない。
サリバン先生の、とにかく、「言葉を教えたい」の熱意のもとに、ストーリーは展開する。
目も見えない、耳も聞こえないという状況で、どうやって、「言葉」の存在を気づかせるか。
舞台はまるで格闘技。
暴れまわるヘレンを、大人がなんとか押えながらというシーンが数多く出てくる。
実際、そうなるだろうなと想像は出来るが、やはり、この状況は厳しい。
涙なしでは、観ていられない。
試行錯誤の後、サリバン先生と2週間の戦いとなる合宿。
実際には、庭先のガーデンハウスなのだが、ヘレンは、2時間馬車に乗って、遠くに来たように思わせる。
自分しか頼るものがないという状況下を作り、教育していく。
小間使いの男の子が一人いるのだが、手文字を教えるシーンで、わざとこの男の子に教えて、ヘレンのやきもちを焼かせたりする。
自分をかまってほしいと思わせるのだ。
感情は言葉じゃないんだって気づいた。
人間って、そうだよね、言葉じゃなくて、感情で生きている部分、あるんだよね。
感情がどうにもならないこともあるし、それが言葉で癒やされることもある。
なんだか、改めてそんな事実に気づいたシーン。
やはり、水ではなく、Waterだった。
18個の名詞と、3個の動詞を覚えた。
でも、まだ言葉としてではなく、遊びとして。
水は、熱病に冒される前に体感していたもの。
赤ちゃんは、水の中で育つしね。
どこかでヘレンのシナプスがつながったんだよね。
遊びが言葉で、ものには、名前がついているとわかった瞬間、ヘレンは目覚めたわけだ。
いやぁ、高校生のころ、どう思って観ていたんだろう。
記憶にない。
今観るから、わかる部分とかもあるんだろうなぁ。
愛にあふれた舞台。
出演者、どの方も熱演です。
そして、今、気がついたんだけど、奇跡の人って、ヘレン・ケラーのことじゃなくて、家庭教師のアニー・サリバンのことだったんだ。
The Miracle Worker.
Workerだものね。サリバン先生のことじゃん。
日本語訳に引っ張られていた。
ココロが洗われる作品でした。
目が見えて、耳が聞こえる私は、きっとほんとはなんでも出来るはず、って思えます。
新鮮な気持ちになりました。
************
舞台に、ほんものの犬が登場。
この犬の熱演は、ほんとにスゴイ。
サリバン先生、ヘレン・ケラー役の2人には、役者魂を感じた。
その次は、このワンちゃんかも。
手遊びの相手をさせられた上に、足をコップの水につっこまれたりするのだが、だまってされたままになっている。
(かなり、笑えるシーンなんだけど。)
キミは、ポスターに登場していいくらい、スバラシイ!
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