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2012年12月 4日 (火)

慌しい師走入り。

 今年も最終月に入りました。


 三茶の街にも時折、選挙カーからのスピーカーの音が聞こえてきて今日から衆院選挙が告示されて選挙戦が始まったことを知らされます。


 師走の忙しさに拍車をかける選挙です。


 フクシマ以後、政治には無関心ではいられない。


 すばらしい本と出合いました。


 料理家、随筆家、”辰巳芳子さん” ”食の位置づけ”


 辰巳さんの本はいくつか読んでいたし、彼女のおすすめのスープも作ったりしてきて、その奥の深い話にいつもいろいろ気づかされてきていました。


 先日偶然手にした辰巳さんのこの本はどのページをひらいても彼女の祈りの思いが伝わってきました。


 特に生物科学者の福岡伸一先生との対談からの原発について書かれた所に驚きと納得の思いでいっぱいです。

 この本が書かれたのは2008年です。


 フクシマの事故の前です。


 すでに警鐘を鳴らされていました。


 ”原子力はすごい加速なんですね。自然界でもウランやラドンといった原子は非常に稀な確率で崩壊して、違うものに変わっています。それを人為的に加速することによってエネルギーを生み出しているのが原子力発電所で、そのツケがどうしても出てきてしまうわけです。
 何万年も消えないような放射性物質ができるとか、一度間違えば臨海が暴走して何万人にも被害をもたらす大事故を引き起こしてしまうとか。
 廃炉にするにもその中は放射能だらけで手のつけようがない。


 自然の時間、生物の持っている時間の流れを短縮すれば、必ずそのツケが別の形で伏流水となって地下に貯められてしまう。それがいろんな形で復讐をおこなってくることに思いをはせないと。”


 などなど、遺伝子組み換えや狂牛病や食をみつめる作者ならではの視点が鋭い。


 生きるための基本、”食すること”への深い思いが88歳の辰巳先生が到達したことだと痛感させられます。


 この師走は政治一色となる日本です。私は脱原発への思いを一票に投じたい。


 私たちの日常はこつこつと過ぎていきます。サロンのエステにいらっしゃるお客様は中学受験を控えたお母様が多くなっています。

 ストレスがピークになりますね。癒しにおこしください。


 女の子の上着がかわいいのでパチリです。女の子は可愛くって笑顔がでます。

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コメント

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