だしやスープ、多めに作った煮物の煮汁などは、栄養も旨味もたっぷりです!
時間のある時に作ったものも、チキンスープや、野菜スープ、鍋物のスープでも、多めに作って、是非冷凍保存しておきましょう!
スープ類をフリージングする時は、製氷機に入れてキューブ状に冷凍したものをジッパー式バックに移し替えます。
めんつゆに入れる氷代わりに使ったり、煮物の味付けが濃すぎた時などにも凍ったままポンと入れるだけ!
アイデア次第で、美味しいソースやドレッシング、雑炊や、ピラフ、炊き込みご飯など、あらゆる料理に使えますよ!
フリージングしておくと便利なのは、食材一つ一つをバラバラに・・・とは限りません。
休日や、時間のある日は、是非、そのままでおかずになるものや、ソース類などを下ごしらえして、フリージングしておきましょう!
手作りのソース類は、ソースにする段階で、お肉や野菜を調理しているので、それだけでも、栄養価はUPします!
トマトソースや、ホワイトソース、麻婆ソースなどは、まとめて大量に作り、1回分ずつ牛乳パックかジッパー式バックに薄い板状にして入れてフリージングします。
板状にする時は、箸などで板チョコのように筋をつけておくと、パキッと折れ易くて便利です。
定番のグラタンやパスタ料理や麻婆豆腐のほか、ミネストローネなどのスープや、肉料理のソースなどにも使え、短い調理時間で、豪華なメニューが出来上がりますよ!
ひじきに含まれる鉄分は、なんと牛乳の500倍!
鉄分の他にも、昆布の2倍ものカルシウムや、リン、カリウム、ヨウ素が多く含まれます。
また、ミネラル、食物繊維も多く含むため血液をきれいにする他、高血圧や動脈硬化の予防にも効果があります。
ひじきをフリージングする時は、まとめて水にもどし、使わない分はラップに小分けして包んで、ジッパー式バックへ入れて冷凍します。
我が家では、大豆の水煮缶やニンジンと一緒に醤油・酒・だしで煮物にしたものを、1食分ずつラップに包んで、ジッパー式バックに入れて冷凍しています。
何か一品欲しい時にも鉄分・カルシウムがばっちり摂れますし、お弁当のおかずにも最適!
煮物としてだけではなく、ご飯と一緒に炒めてごま油で香ばしい炒飯にしてもおいしいですよ!
同じようにキンピラゴボウなども、冷凍しやすくて便利なメニューです。
そのまま食べてもよし、炒飯にしてもよし、かき揚にしてもよしで、重宝します!
ひじきの煮物の冷凍保存ネタは、NHK『お昼ですよ!ふれあいホール』に生出演させていただいた時(2005.08.01)と、 インデックス・マガジンズ刊『ラクラク冷凍保存で早うま節約おかず232レシピ』に紙面掲載していただいた際にも、ご紹介させていただいたネタです。
美容のために、色々な種類の果物を食べたいけれど、果物には果糖が含まれるので、ダイエットのためには、食べすぎは禁物です。
かと言って、腐らせてしまうのはもったいないですよね。
食べ切れなかったフルーツは、冷凍保存しておくことをオススメします。
解凍してそのまま食べるのには不向きですが、凍った果物は、また一味違ったおいしさを楽しめます。
バナナ、ミカン、パイナップル、ぶどう、キウイ、スイカなどは一口大に切り、アルミトレーに並べて冷凍し、凍ったら、ジッパー式バックやプラスチック容器に移し替えます。
イチゴは水気を切って砂糖をまぶしてから冷凍すれば、おいしく食べられます。
缶詰のフルーツを冷凍する時は、シロップごと製氷機に入れてキューブ状に冷凍したものをジッパー式バックに移し替えます。
シャーベットとして食べてもおいしいですし、凍った状態のままヨーグルトや牛乳などとミキサーにかけて、フローズンドリンクにしても美味です!
麺類は、毎日のエネルギーとなってくれる炭水化物が含まれる、主食となる食材です。
うどんや焼きそばなどの生麺は、買ってきた袋のまま、冷凍保存できます。
また、少量の麺類を茹でるのは手間がかかるので、まとめて茹でて冷凍保存しておくと、使いたい時にすぐに火が通るので便利です。
茹ですぎてしまったパスタやマカロニは、1食分ずつラップに包んで、ジッパー式バックに入れて冷凍します。
使う時は、そのまま茹でるか、電子レンジで軽く加熱してから使います。
チーズは、牛乳に含まれているすべての有効成分が脱水し固形されたもので、わずか100gに牛乳6本分と同じカルシウムが含まれていると言われています。
チーズは発酵という過程により、タンパク質がアミノ酸に分解されていたり、ミネラルがイオン化され、体内に吸収されやすい状態になっているので、カルシウムの吸収率も高いので、牛乳嫌いの人にもおすすめの乳製品です。
また、美容に欠かすことの出来ない、ビタミンAやビタミンB2も豊富です。
ピザトーストやパスタ料理、スープなど、様々な料理に使いやすくてオススメしたいのがピザ用チーズ!
ピザ用チーズをフリージングする時は、使いやすいようにジッパー式バックに移し変えて、そのまま冷凍します。
常備しておくとお料理の幅が広がるのでとっても便利ですよ!
使う時は、常温でもすぐに解凍されますし、そのままパスタに混ぜたり、グラタンの上に乗せて調理出来ます。
ヨーグルトは、原料である牛乳などの栄養に加え、さらに乳酸菌の働きにより、腸内の悪玉菌を抑えて有害な物質が作られるのを防いだり、腸の調子を整えてくれる効果があります。
毎日の朝食などに摂り入れたいヨーグルトですが、少量ずつ食べようと思うと余ってしまうこともあります。
そんな時は、食べやすい量ずつプラスチック容器などに移し、そのままフリージングしておきましょう。
食べる時は半解凍でフローズンヨーグルトとして美味しくいただけます。
また、缶詰のフルーツなどを一緒に混ぜて製氷機などに入れてフリージングすれば、立派なデザートになります。
缶詰のフルーツと一緒にフリージングしたヨーグルトを、ミキサーなどにかけると、フローズンドリンクも楽しめますよ。
食パンを冷凍保存する時は買ってきた袋のままか、ジッパー式バックに移し変えて冷凍します。
食べる時はそのままトーストに出来ます。
フランスパンは、食べやすい大きさにスライスして、一切れずつラップで包み、ジッパー式バックに移し変えて冷凍します。
凍ったまま 摩り下ろすか、フードプロセッサーにかければ、新鮮なパン粉にも変身! パン粉を切らした時にも重宝します。
パン粉を買って来た時は、ジッパー式バックに移し変えてフリージングしておくと便利です。
美容食、長寿食の代表的な食材である豆腐は、高脂血症などの予防には欠かせない必須アミノ酸が豊富で、良質なタンパク質とコレステロールを下げるリノール酸を含んでいます。
豆腐は、そのままの食感を保っての冷凍保存は出来ませんが、適当な大きさに切って、プラスチック容器などに入れて冷凍すると凍り豆腐になります。
水気がなくなり、高野豆腐のようになり、肉のような弾力が楽しめます。
煮物や炒め物など、様々なお料理に使えますよ。
良質なタンパク質を含む大豆製品である油揚げは、冷凍保存しておくと、お味噌汁や、おひたしなど、様々なお料理に使えるので、とても重宝します。
油揚げは、そのまま冷凍してしまうと酸化して使えなくなってしまうので、必ず茹でて油抜きをしてから、使いやすい大きさに切ります。
そして、水気を切ったら、ジッパー式バックやプラスチックの容器などに入れて冷凍します。
おかずとしても、おやつとしても大人気の野菜、サツマイモ。
サツマイモは食物繊維が豊富なことで有名ですが、ミカンに匹敵するほどの豊富なビタミンCも含んでいます。
また、サツマイモには、高血圧や胃癌に関係があるといわれるナトリウムによる害を軽減する効果があるカリウムも豊富に含まれています。
他にも、カルシウム、リン、鉄分、カロテン、ビタミンB1、B2なども豊富に含まれている、栄養価の高い野菜です。
サツマイモを冷凍保存する時は、ふかしたもの、または電子レンジで加熱したものを、マッシュポテト状にして、ジッパー式バックに入れ、薄い板状に冷凍します。
使う時はパキッと折って使えるので便利!
使う時に折りやすいように、割り箸などで、一食分ずつ軽く溝をつけておくのがコツです。
ポタージュスープや、スイートポテトなどに使えます。
様々なお料理に大活躍のジャガイモ。
ジャガイモには、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラル成分が豊富に含まれています。
熱に弱い性質を持つビタミンCですが、ジャガイモに含まれるビタミンCは、非常に熱に強く、壊れにくいのが特徴です。
また、ジャガイモに多く含まれるカリウムは、体内のナトリウム(=塩分)の量を調節し、高血圧を予防したり、利尿作用によりむくみを改善する効果があるとされています。
さらに、整腸作用や便秘の改善効果のある食物繊維や、貧血の予防になる鉄分も多く含まれている優秀野菜です。
ジャガイモを冷凍保存する時は、マッシュポテトにしてジッパー式バックに薄い板状にして入れて冷凍します。
使う時はパキッと折って使えるので便利!
使う時に折りやすいように、割り箸などで、一食分ずつ軽く溝をつけておくのがコツです。
ポテトサラダや、ポタージュスープなどが、食べたい時に短時間で作れます。
玉ねぎは、ビタミンB1誘導体を作るアリシンを含んでいます。
ビタミンB1を多く含む食品などと一緒に食べると、ビタミンB1の吸収率UPにつながります。
タマネギは、ビタミンB、ビタミンC、カルシウム、鉄分、リン、カリウム、マンガン、亜鉛などミネラルを豊富に含んでいて、血液をサラサラにしてくれる野菜の代表選手!
毎日食べたいお野菜ですね。
玉ねぎをフリージングする時は、煮物や味噌汁、サラダなどに使いやすくて便利な、くし形切りにして、1回分ずつラップに小分けし、ジッパー式バックに入れて冷凍します。
さらにフードプロセッサーでみじん切りにしたものも、同じように冷凍します。
みじん切りの玉ねぎは、余裕があれば、さらにあめ色になるまで炒めてから冷凍しておくと、調理の時間も大幅に短縮でき、便利です。
アスパラガスに含まれるアミノ酸の一種、アスパラギン酸は、新陳代謝を促し、とタンパク質の合成を促進するので疲労回復や滋養強壮に効果があります。
穂先に含まれるルチンという成分は血管を丈夫にしてくれるので、高血圧や動脈硬化の予防に役立ちます。
また、アスパラガスは、赤血球を作るのに必要な葉酸も含んでいるので貧血にも有効です。
アスパラガスをフリージングする時は、固めにゆでるか、電子レンジで軽く加熱し、よく水気を切ったら、ジッパー式バックに入れて冷凍します。
冷凍の途中でバックの上から、ばらばらにほぐしてあげると、固まらずに済みます。
使う時は、そのまま茹でたり、炒め物に使ったり、軽く電子レンジで加熱して、サラダなどにすることも出来ます。
余裕があれば、お肉などで巻いて、野菜巻きの状態にしてフリージングしておくと、調理の際、さらに手間が省け、簡単に一品作るので便利ですよ。
オクラのぬめりの成分はガラクタンやアラバン、ペクチンといった食物繊維です。
これらの成分には、整腸作用があり、またコレステロールを低下させる、血糖値の上昇を抑えるなどの効果があるので、ダイエットや美肌作りにはぴったりの食材といえます。
また、オクラはカルシウム、鉄分、βカロチン・ビタミンCなども多く含んでいて、栄養価も高いので、夏バテ予防としても適した食材です。
オクラを冷凍保存する時は、沸騰したお湯にさっとくぐらす程度に、固めに茹で、よく水気を切ったら、ジッパー式バックに入れて冷凍します。
冷凍の途中でバックの上から、ばらばらにほぐしてあげると、固まらずに済みます。
使う時は、自然解凍または、電子レンジで過熱すれば、簡単におひたしなどが作れますし、フリージングされたまま、茹でたり、炒め物に使うこともできます。
なかなか食事に主役になることはないインゲンですが、ビタミンA、B1、B2、C、カリウム、カルシウムなどの栄養を多く含んでいます。
また、食物繊維も豊富なので、便秘の予防にも役立ち、美肌作りやストレス解消にもオススメの野菜です。
インゲンを冷凍保存する時は、固めにさっとゆでて、よく水気を切ったら、ジッパー式バックに入れて冷凍します。
なかなか一度に沢山の量を食べない野菜でも、こうしておけば、炒め物や煮物に、冷凍したまま使え、無駄を出してしまうこともありません。
フリージングしたインゲンは、カチカチに固まっているので、調理の際、包丁を使わなくても、手でパキッと折って使うことができるので、とても便利ですよ。
カボチャは緑黄色野菜の代表野菜!
ビタミンA(カロチン)を豊富に含み、粘膜を丈夫にする働きがあり、風邪に対する抵抗力を高めてくれます。
ビタミンA(カロチン)は抗酸化作用と共に活性酸素を除去するはたらきがあり、免疫機能を高め、ガン細胞が発生した場合、その細胞を食いつぶすマクロファージなどの活性化を強める働きも持っています。
カボチャを冷凍保存する時は、使いやすい大きさに切り、固めにゆでて、ジッパー式バックに入れて冷凍します。
生のままだと切りにくい場合は、電子レンジでかるく加熱してから切ると、切りやすいですよ!
使う時は、そのまま炒め物や、煮物にできます。
カボチャのポタージュスープを作る時や、お弁当のおかずにも便利ですよ。
ピーマンはビタミン豊富な野菜です。
ビタミンCはメラニン色素を分解する働きがあり、夏の日焼け対策にもオススメの食材です。
ビタミンCは加熱に弱い性質がありますが、ピーマンに含まれているビタミンCは熱にも強いとされています。
また、ピーマンにはビタミンAも豊富に含まれています。
ビタミンAは、油で調理することで吸収率がアップします。
体の粘膜部分を強化し、抵抗力をつけてくれるので、風邪の予防にも効果的です。
ピーマンを冷凍保存する時は、使いやすい大きさに切り、固めにゆでて、ジッパー式バックに入れて冷凍します。
冷凍の途中でバックの上から、ばらばらにほぐしてあげると、固まらずに済みます。
食べる時は、炒め物や鍋物や煮物に、冷凍したまま使えます。
緑黄色野菜の代表格であるニンジンは、カロチンが豊富で、すい臓ガン、肺ガンや、動脈硬化を抑える効果があり、血中のカロチン量が多いとガン発生率が低くなります。
ニンジンを1本の半分食べればビタミンAの一日の所要量が摂取できます。
ニンジンは、ビタミンAの他、カルシウムや食物繊維を含む優秀食材です。
ニンジンを冷凍保存する時は、使いやすい大きさに切り、固めにゆでて、ジッパー式バックに入れて冷凍します。
炒め物や鍋物や煮物に、冷凍したまま使えます。
余裕がない時は、ゆでずに生のままで、切ってフリージングすることも可能です。
ナスの紫色はアントシアニンという成分で、抗酸化作用があり、ガン予防効果が期待でき、便秘の改善にもなるといわれています。
またアクの正体のほとんどにポリフェノール類が含まれ、こちらにも抗酸化作用があるとされています。
ナスはほとんどが水分で、栄養価は低い野菜ですが、味にクセがないのでどんな調理法、どんな食材とも合う優れものですよね。
ナスを冷凍保存する時は、薄切り、乱切りなど、適当な大きさに切ったナスを素揚げしたものを、ジッパー式バックに入れて冷凍します。
解凍すると水分が出てしまうので、使う時は、そのまま炒め物などに使います。