母と私の不思議な出来事♪
亡き母にまつわる 不思議なことを ちょっと書いてみようと思います。
病気ひとつしたことのない母が 病に倒れて入院することが決まった日。
私は何も知らず、愛息を連れて実家に行った。
そのとき、母の口から「入院になっちゃった・・・」 と。
それを聞いて、私は、「母は入院したらもう帰れなくなるんじゃないか? 」 といういいようのない不安が一気にこみ上げた。
そして、近隣の病院への入院、一週間後大学病院への転送。
とめくるめく日々・・・。
きっとよくなると信じて辛い治療にも 手術にも耐えた母。
半年は 母の看病を最優先に通い続けた。
身体は疲れても眠れない日々・・・。
日に日に弱っていく母は、私に「ホントに良くなれるのかな?」 と一度だけ、弱音を吐いたことがあった。
それでも、 事実を告げられなかった私。
それだけは、今でも私の心のなかに、「後悔」として残っている。
そして・・・医師からの宣告の余命半年が過ぎ、「もしかしたら元気になっちゃうんじゃないか?」 と思うほどの回復を見せてくれた後・・・・一気に病状は悪化した。
正直、看病疲れもでていた。 そんな時、 ある夢をみた。
忘れもしない1/4。 枕元にでてきたのは、 知らない老人。
その人は私に向ってこう言う。
「貴女のお母さんの命日が1/27に決まったから。」
私は飛び起きた。
そして・・・思った。
大好きな母が死の淵にいるのに、疲れた なんていってる場合じゃない!
もっと話したいことあるじゃない。
もっともっと・・・・・・。
でも、もう、母は正気でいる時間のほうが少なかった。
そして・・・・・・1/27・・・・容態は急変。
危篤となる。
そして、日付がかわり1/28早朝 私の手をにぎる力が抜けていき・・・静かに息を引き取った。
享年51歳。
最後まで 生きることを諦めない母だった。
父が「もういいから、よく頑張った」 と言っても 首を横に振った。
そして・・・私の心とは関係なく 葬儀日程が組まれていきます。
やっと帰ってこれた我が家なのに、切ないものです。
母が荼毘にふされた日・・・・その日は母が私を産んでくれた日だった。
母が姿をなくした日は、奇しくも私がこの世に生を受けた日だったのです。
1年、365日もあって、何もその日じゃなくっても・・・・とそのときは思いました。
そして・・・・・母が亡くなってから、毎年命日には子供達を連れて お墓参りは欠かしませんでした。 ただ、1日だけ、 命日にお墓参りに行かなかったことがあったんです。
それは、その日早朝から スキーに行くことになったから。
でも、そのスキー場で愛息は骨折。 入院することになったのです。
3年前の話し。
スキー場に向う道中、車中で、眠りにおちていた愛息は 崖からすべり落ちそうになる夢をみたそうです。
命を落とさなかっただけ ありがたいこと。
そんなわけで・・・・・私達は今 母に見守られながら元気に生きさせていただいています
枕元にでてきた老人・ 命日の因縁には、 不思議さを感じながら・・・・ 。