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2006年7月

2006年7月 6日 (木)

世界の絵本展

販社のあるたまプラーザ駅から一つ目のあざみ野駅の近くで開催中の「世界の絵本展」に行ってきましたsign01はじめは絵本展と聞いて子供と行こう!!と思ったのですが、大人こそ行ったら何か得る物があるな~と感じました。絵本で教わることって、人生においてとっても大事なことで・・・それなのにすっかり忘れている事も多いんじゃないかな~と感じました!!それと、今回のは世界の絵本展で、120カ国から来た絵本だったなので、国によっての考え方の違い、子供への教育の違いがこんなにあるんだ~と感じました!!結構残酷な物もあったりしてshock
一番印象的だったのは、アフリカの絵本で、象とハエの夫婦のお話で、簡単に説明すると・・ある日象の夫婦がハエの夫婦を家に招待します。象のおもてなしである赤ジュータンを用意して迎えますが、ハエはジュータンより槍を二本用意して欲しいと言います。象が槍を用意するとハエの夫婦はその槍の上にちょこんととまります。そのあと、食事のおもてなしをする時に、ご飯はあってもおかずがなく、象の旦那さんが暖炉で自分の足をちょこっと焼いてそのお肉を差し出しますshock次はハエの夫婦が象の夫婦を招待します。象はハエの夫婦を招待した時の事を思い出して、赤ジュータンはいらないから槍を二本用意して欲しいとお願いします。そしてその上にちょこんと乗れるはずもなく、象の夫婦は槍に串刺しになり死んでしまいdespairハエの旦那さんは、象の家に招待されたときの事を思い出し、暖炉で自分の足をちょこっと焼くつもりが、全身焼けてしまい死んでしまった。と言うお話です・・
このちょっと笑ってしまうような、残酷なお話に、最初は何が伝えたいんだろうと
不思議に思いましたが、この絵本で伝えたいことは、人の真似をしてもダメなんだと言うことsign01旨くいかないばかりか、不幸になる事もあるって事sign01象には象らしさがありハエにはハエらしさがあるって事だと分かりほ~と納得しました。
私の好きな言葉に「桜梅桃李」「おうばいとうり」と言うのがあります。
これも同じ意味で、桜も梅も桃も李も、それぞれに美しく、比較は出来ないし桜が梅にはなれないし、なっても決して幸せではなく、shine自分らしく輝くshineことが大切と言う事です。と言っても人の良いところは参考にして取り入れる事はとっても必要なことだと思うので、ただ真似するのではなく、考えるって事が必要って事ですねsign01でも国が違えば表現の仕方も違ってくるんだな~って感じましたねhappy01

他にもたくさんの展示や実際の絵本が見たり読んだり出来るので、お近くの方は是非言ってみてください!!子供の頃に読んだ懐かしい本なんかもありましたsmile
あざみ野駅から徒歩3分位でした。「アートフォーラムあざみ野」7月9日(日)まで開催
平日は8時まで最終日は5時まで