ついに、卒業しましたぁ。
ノエビア銀座アカデミー、スキンケア講座ベーシックコースです。
16日の午前中、実技試験。
相モデルなので、8人が先に前半に受験。
モデルだった7名が後半組。
私は、前半チームだったので、10:00スタート、11:05終了。
ものすごい緊張感の中、お客さま役のモデルさんに、ベストなサービスを提供すべく、ひたすら前進。
「途中、試験官が、肌等のチェックにいきます。
たとえ、途中に試験官が入っても、手を休めることなく、続けてください。
お客さまが、もし、化粧室にいらっしゃりたいような状況になったら、行っていただいてください。
しかし、試験時間は同じです。
65分で終了してください。」
うわっ、ロスタイム、ないわけなのよね。
施術者のために、モデルさんは、直前に化粧室に行ったり。
急におなかが痛くなっても、いけないわけなのです。
(いけないわけじゃないけど、申し訳ないですもんね。)
前日、あちこち叩きなおされたのだが、一つ指摘されたのは、「施術に入るまでの準備が遅い。」だった。
もう1つが、「お客さまを送り出した後のベッドメイキングもスロー。」。
お客さまをベッドにご案内するところから、試験は始まる。
施術するまでの時間、ついつい、同じところをなんども直したりして、無駄な時間がそこにある。
そこを排除。
よしっ!
スタート後、勢い込んで、快適さを第一に、ムダのない動きで、設定を終える。
施術開始。
途中、先生が、タオルをたたんで、マクラを作った。
私のモデルさんの頭の下に入れた。
ん?なになに?モデルさん、マクラが必要だってこと?
いや、考えちゃいけない。
前進前進。
なにか、イレギュラーなことが起きても、そこに気持ちを残さず、流れのなかで対処しなくてはいけないのは、最終クール前の自主練で、自分で学んだ。
そこがひっかかると、ものすごくムダな動きと時間をとるのだ。
私は、全くもって、動きを止めず、先生を弾き飛ばすがごとく、施術をすすめる。
(かなり失礼な動き。。。が、試験だもんね。)
順調に、流れるように、サービスを続ける。
これは、皆様に顔を借りて、練習した成果。
(練習台の皆様、ありがとう!)
イメトレもはんぱなく繰り返した。
どこにもよどみはない。
我ながら、よくやっているゾ!
手の動きや、姿勢は、まだまだぎこちなさ、満載
。
ここは、もっともっと、サービスを提供しながら、腕を上げていきます。
後半のデコルテ部分で、タオルが動いてしまった。
あの、サササっと無駄なく設定したはずのタオルが。
手には、もうローションが付いている。
あーん、直すにも、どーしよー
!
本当にサービスを提供中であれば、悩むことなく、ちゃんと直す。
しかし、試験中。
ロスタイムは避けたい。
時計を見る。
う、もう、ムダなことはできない。
ここでちゃんと直したら、きっと一瞬、頭が真っ白になっちゃうかもぉぉぉ。
指先でちょこっと直して、突き進んだ。
でも、直すなら、もっとちゃんとすればよかった。
あ、ターバンから髪がちょっと出てるかな?
直した方がいいかな。
いや、もう、まもなく終了の工程。
ターバン、はずすしね。
あ、「最後までモデルさんを美しく
」、だったじゃん!
あれ、やっぱり直したほうがよかったかも?
こういう私の悩みは、きっと動きを止めてなかった手にもでちゃったはず。
悩んだ私の気持ちは、きっとお客さまに伝わっちゃったはず。
これがNGポイントだ。
試験だから、時間が制限されているから、そうなってしまう部分、あり。
(と、思うことにする。)
終了タイム。
お疲れさまでした。
宣言どおり、今できる、私の最高のサービスを提供させていただいたと思う。
しかし、まだまだ、もっと、もっと、努力は必要。
あ、ここ、もっとお客さまに快適に気持ちよく出来るポイントだぁって思うところが、あちこちある。
日々努力をしていきます。
試験結果は、1週間以内に連絡が来る。
不可だと、補習あり。
また皆に会えるし、技術も学べる。
受かりたい気持ちと、補習を受けたい気持ちと、交錯する。
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そして、卒業式。
受講生1人、1人、一言ずつのご挨拶。
感極まって、涙する人、続出。
ごたぶんにもれず、最初からもらい泣きの私。
(そう、私は涙もろい。)
私の順番が回ってきたが、当然のごとく、涙まみれ。
皆、そんなつもりじゃなかったはずが、感動的な、涙の卒業式。
今回、参加して本当によかったつくづく思った。
先生は、外部の講師の方。
多くの経験をされており、ほんとに視野が広い。
素敵な感性をお持ちの方で、テキストにあることだけじゃない、いろいろな切口や、考え方、発想等々、ありとあらゆる情報を提供していただいた。
私は、授業中も「質問魔」。
疑問に思ったら、即座にその場で聞いちゃう。
(私、ウルサイ生徒だったんです。)
でもね、せっかく、高い(!)授業料を支払っているのだから、覚えられること、知りたいことは、なんでもかんでも聞いておきたかったんです。
「まず、ヴィジョンを持ってください。付け焼刃の知識なんて、なんの役にも立ちません。
一夜漬けなんかしたって、ムダだから。」
そうおっしゃっていただいたって、点取り虫になりたい。
まずは、一夜漬け。
そして、往復の電車の中で考えたヴィションの上に、最後の質問リストを作成。
(ヴィジョンがなかったら、受け付けてもらえないわけなのでね。)
そして、先生は、私の質問すべてに、一つ一つ、本当に丁寧にご回答いただきました。
うれしい限り。最後の最後まで、ありがとうございました。
感謝の気持ち
でいっぱいです。
この講座は、本当に楽しくて、おもしろくて、ほんとにためになる内容。
私は、本気で、そう思ってました。
楽しくて、しかたない。
試験のための準備は、ちょっときつかったけど、すべては自分のため。
受験後、すぐにテキストをみて、答え合わせするだけじゃなくて、勉強をしたなんて、私の人生にはなかったこと。
これから、毎日、テキストにあることを1つ1つ消化できるなんて、うれしくてしょうがない。
先生、インストラクターの皆様、本当にお世話になりました。
思っていた以上に、中身の濃い、充実の講座でした。
熱血指導にも大感謝です。ほんとに、ほんとに、ありがとうございました
。
そして、ここで身に付けた知識と技術を元に、私の「隠れサロンYoshie」を展開していきます。
どこよりも居心地のいい快適なサービス、癒やしの空間が提供できるよう、努力していきます。
皆様、ご期待ください
!