ダイエットレシピコンテストの応募締め切りが間近だ。
なんたって、郷土風っていうのもポイントなので、おいしいだけじゃなくて、地方色を出さなくてはならない。
おいしいレシピはあったのだけど、どこの地方だよぉというつっこみが入る。(自分で(笑)。)
(おいしいレシピなら、いいじゃん?って正直思うのだけども。)
近所においしいお抹茶を売っているお茶屋がある。
都内で、唯一、自分のお店で、お抹茶をひいている。
都内有名ホテルのラウンジ用にも卸しているとのこと。
ひき立てで、香りが高く、おいしいのです。
ここのお抹茶で、シフォンやロールを作るのが好き。
お抹茶を利用できないかと考えた。
「こちらのお茶は、どこのお抹茶ですか?」
このお茶屋さん、お茶のことを伺うと、ほんと、うれしそうに、あれこれ教えてくれるのだ
。
プロの話を聞くのは、ほんとに興味深いので、真剣に聞いてしまう。
私も、ワクワクしてしまう。
京都です。
京都のお茶っていうと、聞こえがいいんですよ。
ここに、「東山」っていうお茶があるでしょ?
これ、実は、静岡の茶所の地名なんですが、京都みたいでしょ?
これが、いいんですよ。
そうなんだ。
京都のお抹茶がイチバンいいんです。
実は、八女も有名ですが、あちらは、甘すぎる。
甘すぎるから、コクがないって思われちゃうんですね。
東京では、京都のお抹茶の方が、受けがいいんですよ。
ほう。そうなのかぁ。
よしよし。ちょっと考えてみよう。
豆乳とか使うのは、どうだろう。
豆乳鍋風。
京都風だから、白ミソとか入れちゃう?
京野菜って、なにがあるのかな。
あ、京の小松菜っていうのが、京野菜コーナーにある。
これに、油揚げ?
お、おいしそうな雰囲気!
実験君開始。
豆乳に抹茶を入れてみた。
レシピにしなくちゃいけないから、計りでグラム数を計る。
ところが、なんだか、そのときに限って、計りがおかしい。
いくらいれても、ゼロのまま。
そんなはずではと、もともと30gの袋を計ると、27g。
あれれ、3gも入っちゃったじゃん。
濃すぎる
。
お手前用で、2gだから、どうかなぁ。。。
しかし、お抹茶は濃い方が、おいしいよね?
味見。
あれ、ちょっと、待って。
ぜんぜんうまくない。。
抹茶が多すぎた?なんだか、どうにもならない味。
ちょっと濃すぎる。
真夜中の実験。
夕飯が食べられなくて、この時間なのだ。
だからこそ、ダイエットリゾットの出番。
豆乳は、200ccで、100kcalもあった。
まあ、240kcalまで余裕ありだろうし、とにかく、前進あるのみ。
ネギを入れたり、ミソを入れたり。
しかし、どうにもこうにも、おいしくならない。
和風リゾットにじゃっとかけてみた。
これで、どうにかなるかもしれない。
リゾットが、プカプカ浮くばかりで、水分を吸わない。
ムリヤリ、ほぐして食べる。
もう、ありえないほど、マズイ
。
私は、自分で作ったものは、だいたいおいしくいただくのだが、今回ばかりは、ありえない味。
3口がんばったが、もう、限界。
抹茶は、色をちょろっとつけるぐらいだったのかも。
そもそも、料理には向かないのかなぁ。
(お茶屋さんは、たけのこの季節になると、抹茶の需要がたかまると言っていたのに。)
研究がぜんぜん足りませんでしたね
。
お抹茶にも、ワルイコトをしちゃいました。
豆乳さん、白ミソさん、ごめんなさい。
ありえないことだったのだが、食べずにサヨナラ。。。
いやぁ、あれ、もしや、これって、究極のダイエットかも(笑)。