素肌内部の潤い不足にご用心!夏こそ保湿☆
「べたつくのが嫌だから、夏は化粧水だけ。」
夏が近づくと、こんな台詞をよく聞きます。
でもこれって、実はとっても危険!
夏はお洗濯物がよく乾きますね。
「乾燥」と言うと、真っ先に冬を思い浮かべがちなのですが、お洗濯物がよく乾くということは、夏は、水分が蒸発しやすいということ。
お肌もコレと同じことで、水分が蒸発し、乾燥しやすい状態にあります。
それだけでなく、お洗濯物と違い、お肌の場合厄介なことに、、水分が蒸発する時に、皮脂も一緒に連れて行かれてしまいます。
太陽が照りつける屋外だけではなく、エアコンによって空気が乾いた室内も、お肌の水分を奪い、乾燥へ導きます。
乾燥や紫外線は、シワの大きな要因のひとつです。
焚き火などを思い出してみると分かりますが、湿った枝よりも、枯れ木の枝の方が、燃えやすいですよね。
この枯れ木と同じように、乾燥状態にあるお肌は、うるおいのあるお肌に比べて、紫外線も吸収しやすく、日焼けしやすい状態でもあるので、シワだけでなく、くすみやシミなど、様々なお肌のトラブルを引き起こす原因にもつながってしまう のです。
元々が乾燥肌の人だけでなく、オイリー肌の人ももちろんご用心!
オイリー肌の人は、つい皮脂を取り除くことを考えがちですが、その余分な皮脂も、実は素肌内部のうるおい不足で水分と油分のバランスが崩れることによって、引き起こされている可能性も少なくありません。
だから、夏こそ、保湿がとっても大事
人間は一日に約1.5~2Lの水分を失われます。
前述したように、お肌は、水分が蒸発する時、皮脂も連れて逃げてしまいます。
素肌内部に充分なうるおいを保ってあげるためには、化粧水で、お肌にたっぷり水分を補給してあげてから、補ってあげた水分が逃げていかないよう、乳液、クリームで、フタをしてあげることが必要なのです。
夏はべとつくからと言って、乳液やクリームの過程を省いてしまっては、せっかくのお手入れの効果も、化粧品の効果も半減してしまいます。
どうしても、部分的にべとつくなどの悩みをお持ちの場合は、化粧水はたっぷり、クリームは少なめに・・・など、お肌の状態や、季節によって、使う量を調整してみるとよいですよ♪
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