不思議な“色のマジック” vol.2
薄いピンクのワンピースより、濃いグリーンのワンピースの方が締まって見えます。
いわゆる膨張色といわれる暖色系や淡い色は大きく見え、寒色系やダークな色合いは引き締まって見えるという“大きさのマジック”をひきおこすのです。
左手に持ったオレンジの鞄より、右手に持った濃いグリーンの鞄の方が重く見えます。
濃いグリーンのバッグよりオレンジのバッグのほうが軽く見えます。これは “重さのマジック”です。
同じ位置にいるのに、今のウェアの女性より黄色のウェアの女性の方が前を走っているように見えます。
黄色などの鮮やかな色は、目につきやすく、“距離のマジック”で前に出て見えます。目の錯覚により形は同じであっても色しだいで印象は大きく変化します。
緑の木々に囲まれるとほっとしたり、真っ赤に燃え上がる炎を見ると高揚したりと、心理的なマジックをも兼ね備えた「色」。
メイクアップや服装のコーディネイトなどにも“色のマジック”を上手に取り入れれば、イメージアップも思いのままです。
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