【過去日記より vol.3】アレルギーにもらった美意識
【2003年3月18日(火)の中野所長のひとりごとより抜粋】
今日お風呂に入っていて、ハッと気付いたことがあります。
「肌がキレイになったなぁ」と。
何も自画自賛しているわけではないんです。
私はアレルギー体質で、アトピーなどのかゆ~い湿疹や水泡が体中にあるのが普通でした。
まず手のひらと足の裏には無数の水泡・・・本当に爪の間、指の又に至るまで・・・そして凄まじい痒さのそれを掻いてしまうために、熱を持ち、パンパンに腫れ上がり、乾燥して一年中手のひらも足の裏もボロボロと皮が剥け落ちる・・・大学入試の試験中、あまりの痒さに集中出来ず、試験用紙の上に音を立てて落ちた手の皮の山も、デートで初めて海に行った帰り、あまりの痛さに涙を流しながら、足のひび割れにたまった砂浜の砂を取り除いたことも、今でも忘れられません。
そして、二の腕や足、お腹や胸、背中は、真っ赤な湿疹だらけ。
ひどい時には黄色い膿みが流れ、掻けば当然、血も流れ、かさぶたになり、それをまた引っ掻き、血を流し、の繰り返し・・・気まぐれのように少しおさまっている間も、シミとして残ってしまうのです。
学生時代、どちらかと言うと、オシャレに気を遣う方でした。
それ故に、恥ずかしくてこの体を隠し、海や旅行には、友達に誘われても「嫌いだから」と嘘をついて、決して行くことはありませんでした。
一生治らないでこんななら死んでしまいたい、どうしてこんな体に産んだの、と同じアレルギーを持つ母に、何度心無い恨み言を言ったことでしょう。
これだけの全身アレルギーを持ちながら、顔だけには決してトラブルが出なかったのは物心ついた頃からノエビアだけを使ってきたおかげ、ということに気付いたのは、ノエビアセミナーに参加してノエビアの商品の優秀性を勉強したことがきっかけでした。
今思えば、どうして今まで気付かなかったんだろう、と不思議に思いますが、それまでは「顔だけは肌が強い」と信じきっていました。
そして、そのことに気付いてからは、自分のアレルギーのことを、隠さないようになり、そのうちに、周りの友達がお客様としてノエビアを使ってくれるようになっていました。
その中の一人は私にこう言ってくれました。
「私がノエビア使ってみようと思ったのは、中野さんのそのアレルギーを見たからですよ」と。
これだけのアレルギーを持ちながら、顔だけは肌がキレイだったことで、彼女はノエビアを信じ、使い始めてくれたのです。
私はその彼女の言葉で初めて救われる思いでした。
私には、こんなにもよいものを独り占めすることなく、同じ悩みやトラブルを抱える女性に教えてあげて、キレイにしてあげる使命があるのだ、と強く感じました。そして、この時初めて、母に「こんな体に産んでくれてありがとう」と言うことが出来ました。
話がとてもとてもとびましたが、最初に書いた「肌がキレイになったなぁ」というのは、顔のことではないんです。
体なんです。
あんなにひどかった手のひらや足の裏は、水泡もひび割れもかさつきも全く無く、二の腕や全身の真っ赤な湿疹も、全部とは言いませんが、嘘のように治りかけていることに気付いたのです。
妊娠してから、ひどくなる一方だったのに、ついこの間まで、花粉症も重なってひどい状態だったのに・・・本当に信じられません。
思い当たることがあるとすれば、一生懸命栄養の勉強をして、出来る限り食生活を改善していること、それでも足りないと思われる栄養補助に『スピルリナ1200』と『C250』を、それから花粉症対策に『ワイゼットフォーミュラSP』を、摂り始めたこと・・・。
ともかく、栄養をきちんと摂って健康であることと美容は、本当に切っても切離せない密接な関係であることを、今更ながら改めて実感させられてしまいますね。